シーフードシチュー

<材料>
ホワイトシチュールー(顆粒)、鮭骨缶、
鮭缶またはツナ缶、あさり缶、じゃがいも、
にんじん、玉ねぎ、塩、胡椒、水、炒め油、
好みでマッシュルーム缶やグリンピース缶など、
別にご飯またはパン

<道具>
ナイフ、まな板、玉じゃくし、鍋、ストーブ、缶切り

長期登山の最終兵器。材料が全て缶詰と根菜類なので、無敵の日持ちを誇ります。水が多量にいるので、水場のあるところで作ること。また缶切りを忘れると、とても悲しい事態になるので気をつけること。まあキャンプ場ならそれを口実に、近くのテントのお姉さんに声をかけるというテもありますが・・。

このシチューの要は鮭骨缶です。どこの酒飲みが考えたのか知りませんが、世の中には鮭の中骨の缶詰というすばらしいつまみ食品があります。骨といってもやわらかく、噛むと砂のようにさらりと崩れ、塩味の骨のエキスがシチュールーとあいまって、減塩なんてクソ喰らえと叫びたくなるほどのうまさをかもし出します。ただのハウ○シチューがこれ一つで魔法のようにおいしくなるのでぜひお試しを。

作り方は普通のシチューと同じです。缶詰類は汁ごと鍋にぶちこみます。最後に塩・胡椒で味を整えますが、鮭骨やあさりが結構な塩味なので、しじみはたいてい胡椒だけパッパとふってできあがりにします。


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